味覚異常の原因

① 運搬障害
② 化学受容器(味蕾)障害
③ 神経伝達障害
④ 味覚感受性の低下、亜鉛不足

ケアの方法
口腔乾燥の緩和、湿潤を行う。

対処方法

  1. 口腔内環境の整備
    唾液量、口腔衛生、口腔内細菌(特にカンジダ)、口腔粘膜疾患など
  2. 美味しく食べられる環境の整備
    家族や親しい人と食べる。病室やベッド上でなく、食堂やデイルーム等で食べる
  3. 味覚異常病態にあわせて摂取可能な食品を提供
    だしを効かせる。調味料やスパイスの利用。
    食べやすい形態(刻む、ミキサー、などの使用。トロミ・ムース状)食品の温度

異常の訴えや発見があれば、主治医・緩和支持治療科の医師へ連絡。必要に応じて、歯科口腔外科に受診・回診依頼を行う。