- 器具の準備
・口腔内にあっていて操作性がよいもの
・無侵襲にできるもの - 口腔観察 *異常があれば連絡
要点:
・部位:歯肉、口唇、頬粘膜、口蓋、舌など
・大きさ
・疼痛の有無
・色:発赤、白斑など
・潰瘍形成、出血の有無、膨隆、腫脹など
例:
・右の頬粘膜に白斑付着物が認められる。疼痛なし。
・左舌縁に5mm程度の潰瘍が認められる。出血・疼痛なし。など - 口腔粘膜の保湿
・乾燥部位、痂皮の付着部位は重点的に保湿
・マッサージするように保湿剤を塗布 - 歯間・粘膜の清掃
・歯=機械的に歯ブラシで磨いて除去
・粘膜=軟組織のため、3~4分保湿して汚染物を軟化させると除去がスムーズ。やわらかい器具(スポンジやガーゼ等)を用い、ケア時の圧に注意する。 - 拭掃と口腔観察
- 仕上げの保湿
・口呼吸で乾燥が進む患者もいるため、1回では不十分。何度も繰り返しケアと保湿をすることで、汚れの付着も防ぐ。